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空想の世界
情報技術部 松浦


私は、アニメの類は好きだけど、見る種類はそれほど多くない。Amazonプライムに入っているので見ようと思えばたくさんのアニメを見ることができる。しかし見るアニメはそれほど多くない。
現実にはあり得ない空想の世界をいかにも現実のように描くアニメは特に好きだ。中でもアニメといえば定番中の定番、だれでも知っている『ONE PIECE』が大好きである。少年ジャンプもコミックも一切見ないでアニメのみで楽しんでいる。テレビ放送を録画しているレコーダが故障してしまったのをきっかけにパソコンで見るようになった。Amazonプライムで見ることもできるがそれよりもタイムリーなTVerで見ることが最近は多くなった。
 
その『ONE PIECE』の主人公であるモンキー・D・ルフィの攻撃について面白い空想をしているWebがあったので、少し紹介しようと思う。
 
攻撃するときの、「ゴムゴムの~」で始まるに技についてであるが、風車村から小舟に乗って冒険を始めるシーンで近海の主(シャンクスの片腕を奪った怪物)が現れる。この怪物を一発で仕留めた技が「ゴムゴムのピストル」である。さてこの技、ゴムが伸びきった先にげんこつを付けて離して相手にあてるような技。どれぐらいの威力があるとお思いだろうか。普通のボクサーのパンチが時速40kmだそうだが、なんとこの技の場合、時速3900kmの速度だそうでマッハ3.2というとてつもない速度でゲンコツが飛んでくるそうだ。どうりで「近海の主」の巨体がぶっ飛ばされるわけだ。エネルギー換算するとボクサー1万人分に相当するらしい。旅立ちからこの強さ、、、さすが海賊王になる男である。
 
「ギア2」では足をポンプにして血流を上げてより多くのエネルギーを発生させる技だそうだ。どうやって強さを計測するかだが、なんと熱量で推測できるそうで1268kcalの熱が発生したと推測されるそうだ。そしてこの時使った技が「ゴムゴムのジェットピストル」だ。
なんと時速7300kmの速度、マッハ5.7である。ブルーノ(CP0)はまったく見えていなかったのだからその速さが計り知れない速度だと裏付けている。
 
「ギア3」はロブ・ルッチ戦で使用された。
右手の親指をくわえ、「骨風船!」と叫んで息を吹き込むと、右手がボン!!と膨らむ。
膨らんだこの拳はだいたい上下4.0mと推測され、肘から先の体積から換算すれば291トンだそうだ。そして壊れた壁などから推測される速度は、時速43km。速度は遅いものの重いだけに「ジェットピストル」の約10倍の破壊力と推定される。
 
「ギア4」はドンキホーテ・ドフラミンゴ戦での覇気をまとった技だ。技は「ゴムゴムの猿王銃」についてである。
肘から先を腕の内部にめり込ませ、弾力を蓄えて、一気に放つ! 食らったドフラミンゴは、一直線に飛ばされ、後方の何棟もの建物を破壊した。
風船のように膨らんだルフィの巨体は身長4m、体の密度が鉄とゴムの中間だったと推測すれば体重は8トンとなるそうだ。たしかに「ゴギーン、ゴギーン」と金属の音でバウンドしていた。肘から先の重量は推定192kgこれを上腕に1mめり込ませたときに蓄えられる弾性エネルギーは220億J。肘から先が飛び出す速度はマッハ44.4。この技を受けたドフラミンゴはマッハ15.7でふっ飛んだ計算になるそうだ。
 
具体的な数値で見ると現実のものと対比することができ、私は橋台がマッハの速度で飛んでくるようなイメージを空想した。
そして、このようなベースとなる攻撃力を知ったうえで「ギア5」の『ルフィ』を見るのもこれから週1回の楽しみである。
ここでは、かいつまんで書いたのだが、『ONE PIECE』を知っている人に、ルフィの強さをある程度イメージしてもらえるとうれしい。

以上

出典:空想科学研究所
エッセイ
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